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運動器疾患に対する栄養療法・内臓アプローチの考え方/触診能力を磨く】

「内臓へのアプローチ」と聞くと「難しそう」「それは運動器疾患には関係ないのでは?」と考える方も多くいるかと思います。

しかし運動器疾患であっても、その病態発生機序を考えると生理学的な視点、特に「栄養面」や「内臓」の影響を無視するわけにはいきません。

今回は「骨粗鬆症」をテーマに、運動器疾患の生理学的な捉え方から「栄養療法」「内臓アプローチ」について分かりやすく学んでいただけます。この考え方を知ることで、骨粗鬆症だけでなく多くの疾患の捉え方に応用し、臨床における患者さんの病態を捉える視点を広げることができることと思います。

 

また、内臓アプローチにはもちろん、筋骨格系へのアプローチの際には「触診能力」が求められます。

そこで今回は触診に関する内容をセットでお伝えしていきます。

今回のセミナーでお伝えする触診は、単なる「触診技術」ではありません。触診がもたらす影響は、ただ正確に構造をコンタクトして徒手療法を行うためだけではないのです。

 ただ手をおいて触れているだけでも、どのような情報を患者さんから得られるか?どのような影響を患者さんに与えるかが大きく変わってきます。

この機会に「触診」に対するイメージを大きく変えて、今後のセラピストとしての成長のきっかけをつかみませんか?ご参加をお待ちしています。

 

【内容】

はじめに:17:00〜17:10

被災地の現状 〜広島県PT 橋本康太さんからの報告〜

第1部:17:10〜19:00

【骨粗鬆症に対する考え方〜栄養療法と内臓アプローチ〜】

中村 宜敬 先生(理学療法士、日本内臓ヨガ協会 代表、NPO法人presents食育部長)

 

高齢者に多い転倒による骨折。

その背景にある問題点の一つに、『骨粗鬆症』が潜んでいます。

臨床で骨粗鬆症の治療(服薬)をされている方はとても多いですが、その中でも改善する人と改善しない人がいます。

その違いは何でしょうか?

骨粗鬆症に対してセラピストが介入できる事は何があるのでしょうか?

今回は、骨粗鬆症の方の身体で起こっている事を病態から紐解いていき、そこから何を考えなくてはいけないのか、セラピストとして何が出来るのかを座学で学び、実技では骨粗鬆症と関連がある内臓の評価と徒手的アプローチをお伝えします。

 

第2部:19:10〜21:00

【触診の探求〜感じる身体、伝わる心〜】

佐々木 隆紘 先生(理学療法士、NPO法人presents代表理事)

 

臨床では客観的評価が重視され、誰もが同様の結果を出せるアプローチが求められます。

その反面、実際の臨床場面では主観的評価を無視して介入するケースはかなり限られると思います。

しかし主観的評価や治療アプローチは個人差が大きく生じてしまいます。また同じように治療しているつもりでも、その日その時その場によって結果が変わったりするものです。それはなぜなのでしょうか?

今回は「触診」をテーマに、セラピスト自身の在り方がどれほど評価・治療に影響するのかを座学と実技を交えて体感していきます。新人セラピストからベテランセラピストまで、このテーマの中から何かを感じ取っていただけたら嬉しく思います。(内容はリアル臨床2017で第2位に入賞したテーマをベースに、実技を増やし改良してお伝えします)

☑︎少しでも被災地の力になりたい方

☑︎自分自身の研鑽をしつつ、西日本を応援したい方

☑︎とにかく面白そう!興味ある!という方

​どんな方でもご参加いただけます。

 

Presents Study Group特別セミナー

〜触診・内臓と運動器疾患〜

【日時】

 7月21日(土)

 17時00分〜21時00分

 ※途中退室、途中参加も可能です。

【場所】

 ささき整形外科 

 東急東横線妙蓮寺駅より徒歩4分

【対象】

 専門職向け(医療従事者、各種トレーナーなど)ですが、興味のある方ならどなたでもご参加いただけます

【参加費】

 通常 5,000円 

 学生    2,000円

 今回の参加費は全額被災地(橋本康太PTの元)へ届けます。

【定員】

 20名

【持ち物】

 ノート・筆記用具

 動きやすい服装

 血液検査データ(お持ちの方のみ。栄養療法の講義で理解を深めるために使います。)

【申し込み】

 コチラからお申し込みください

自動返信メールが届かない場合は、必ず事務局へご連絡ください。

 

​Presents Study Groupからのメッセージ

〜わずかでも、誰かの力になりたい人という想いのあなたへ〜

先日の西日本豪雨で甚大な被害が出ている地域があります。

情報は錯綜し、物資が大量に届いて現地の混乱を招いてしまうこと、受け入れ態勢が整っていないにも関わらずボランティアが現地に到着してしまうことなど、現場の声を聞かずして気持ちだけが先行してしまうと、被災地にも支援者にも悲しいことでもあると思います。

 

当会代表の佐々木の友人である理学療法士も、広島県で被災に遭いながらも精力的に復興に向けた活動をしています。そんな彼からのメッセージ。

「現在、被災地では物資よりも義援金が必要です」

 

とのことです。

そんなメッセージを受け、何か少しでも力になれないかと思い、今回は義援金を彼の元へ届けるべく勉強会を企画しました。

 

今回の勉強会の参加費は、義援金として被災地へ全額寄付いたします。

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