Presents Study Group
主体性を育てるセラピスト向け勉強会
【新着情報】
※開催日時が1DAYに変更となりました
〜妊娠・出産から始まる乳幼児期の発達とアプローチ〜
近年、子供の運動機能の低下が注目されており学校検診の在り方なども見直されています。
・転んでも手が出ない
・すぐに「疲れた」という
・周りの刺激(音・光・においなど)に敏感
・ボールが目や顔に当たる
・猫背
・動きがぎこちない
・不可解な怪我をする・・
などの身体のおかしさや、
・跳び箱に強く手をついただけで手首を骨折する
・100メートル走を1回やっただけでかかとを痛める
などの子供のロコモティブシンドローム(運動機能の低下)が進行しています。
また、子どものあごが未発達で小さく、歯列矯正が低年齢化しています。
しかし、あごが未発達なことで生じる問題は歯並びだけではありません。
就学前から、 肩こりや首こりがひどい・猫背・ 握力が弱い・かたいものがかめない・まるのみ・口呼吸など、子どものからだのおかしさは、ますます多様化・深刻化の一途をたどっています。
乳幼児期になんらかの原因によって、体と首の位置関係にゆがみが生じ、適切な使い方を獲得しないまま、代償機能を助長するような姿勢や生活習慣は、顎や前顎面の発育不全をもたらします。それは、「食べる機能」が獲得できないだけでなく、呼吸をはじめ全身へ影響します。免疫力低下・アレルギーや夜尿症との関連も重要視されています。食べる機能を正しく獲得できていないままの大人も多く、50%ともいわれます。
生活を見直すことはもちろん、胎児、新生児からの適切な発達を促すことは、子どもたちの脳の発達や運動機能、原始反射の統合、口腔機能、呼吸機能、視機能などの発達のために重要なことです。 それぞれの機能は、単独に発達するものではなく、複雑に影響しあいます。
そこで今回は、助産師としての立場から見えてくるものを中心に
〇運動発達、特に粗大運動の発達と他機能との関連
〇妊娠・出産からの影響
母親の現状(不正軸定位の児にもたらす影響など)
児の現状(頸部〜胸郭〜骨盤~股関節〜足首までの連鎖したマルアライメントなど)
〇胎内での自動運動の意義・原始反射の意義
〇胎内環境~分娩~哺乳~離乳食食べる機能の発達において、哺乳反射から捕食につながるステップの重要性
〇支援の実際(ワークも取り入れながら)
等についてお伝えして頂きます。
それぞれの時期に必要な専門家が、お互いに学びあい、専門性を尊重しながら、連携を組んで 赤ちゃんや子どもたちの健やかな育ちを応援できますようにと願っています。
〜妊娠・出産から始まる乳幼児期の発達とアプローチ〜
【日時】
10月14日(日)
10時00分〜16時00分(昼休憩1時間 計5時間のセミナーとなります)
【場所】
新橋レンガ通りホール(JR各線、東京メトロ銀座線「新橋」駅から徒歩3分)
【対象】
専門職向け(医療従事者、各種トレーナーなど)ですが、興味のある方ならどなたでもご参加いただけます
※お子様同伴での参加も可能です(歩き始め前までのお子様に限らせていただきます)
託児はありませんので、講義に集中されたい場合はお一人でのご参加を推奨致します。
また周囲の受講者へのご配慮をお願い致します。
【参加費】
15,000円
【定員】
24名(残席2名)
【申し込み】
コチラからお願い致します
【講師紹介】
古賀ひとみ 先生
九州大学医療技術短期大学部助産学特別専攻科卒
勤務助産師を経て、行政の乳幼児健診・新生児訪問に携わる中、産後支援の重要性を実感。
2000年 クリニック内に母乳外来設立
2005年「Lactea~ラクテア」(無床助産院)開業
母乳外来で 16,000 件を超える乳房ケアの現場で、児の反り返りや向き癖・上手く舌が使えない・ 母親が身体を適切に使えないなどの症例に多く出会う。現代の生活環境・親世代からの伝承がない 状況下での育児や孤育で、追いつめられてしまう母親も多い。 母子の身体を整え、児の発育発達について伝えることで解決することも少なくない。臨床と共に発育発達、小児理学療法・口腔機能育成についての学びを深めつつ、ケアの方法・及び必要な時期における各専門家の関わりと連携の重要性を伝えている。「産む力・育む力」「生まれてくる力・育つ力」を最大限に発揮できるよう活動中。
【資格】
助産師 BSケア(乳房ケア)ベーシック・アドバンスコース修了
ガスケアプローチ (A.P.O.R. B DE GASQUET) 周産期ラベル研修 レベル1修了
きらくかん(奥谷まゆみ)整体習得コース・産前・産後コース修了
リンパデトックス・リリース療法・メディカルリンパ療法セラピスト
BBA(Building Block Activit)修了
ブレインジム101 修了
【所属】
一般社団法人 福岡県助産師会
日本多機関連携臨床学会
日本赤ちゃん学会
赤ちゃん歯科ネットワーク
【申し込み】
コチラからお願い致します