開催報告〜触診勉強会〜
- 2017年6月29日
- 読了時間: 3分
本日は6月8日に行われた平日勉強会の報告です。
今回は【触診】をテーマに勉強会を開催しました。
『触診の勉強会』というと皆様どのようなイメージをお持ちでしょうか?
・骨指標を触れて確認する
・筋肉の起始停止を確認して触れていく
そのようなイメージを持つ方が多く、また実際にそのようなセミナーが多いのではないかと思います。
私たちもこれまで、そのような勉強会には数多く参加してきました。
そして参加してきて分かったことがあります。それは『解剖学に基づいて触れても、その構造の質感をしっかり感じとれなければ結局は分からない』ということです。
そのため解剖学に基づいた触診を行うセミナーでは「すぐに理解できる人」と「なかなか理解できない(触れてる実感が持てない)人」に分かれます。
私たちPresents Study Groupのスタッフは、この後者でした。そのため触診技術を高めるためには、解剖学的知識はもちろん必要なのですが、それ以上に『構造の質感をしっかり感じ取れる感性』が重要であるということに気づきました。
前置きが長くなりましたが、そのような理由からPresents Study Groupで開催する触診の勉強会は「解剖学に基づいた触診」というよりも「感じることにフォーカスした触診」の勉強会となります。
〜感じられる人、感じられない人〜
では、この「質感をしっかり感じ取れる感性」とは何によって規定されているのでしょうか?
そこを勉強会ではまずお話させていただきました。
人間は基本的には皆同じように感覚刺激を受容できます(麻痺などがない限り)つまり「感覚が悪い」という言葉がありますが、厳密に言うと感覚が悪いのではなく、感覚したものを認識できていないのです。

図のように、感覚刺激は『自分の知識や経験』などといったフィルターを介して認識されます。『自身のフィルター』によって認識されるもの、認識されないものが分かれるため、このフィルターがどうなっているのか?を知るのが触診技術を高める上で重要になってきます。
つまり触診技術を高める上で最も重要なのは「自分自身と向き合うこと」なのです。
なぜ感じられないのか?なぜ解剖学的なランドマークに触れているはずなのに捉えられないのか?自分は感覚が悪いのだろうか。触診が下手なのだろうか。
このような悩みを抱えている時期が私たちにもありました。
そして同じような悩みを抱えている若いセラピストも多くいると思います。
今だから言えるのは、「感覚が悪い」なんていうことはありません。
そうではなく、自分自身の思い込みや先入観などの「フィルター」が無意識のうちに情報を取捨選択しており、感じたものを認識できなくさせているのだと思います。

写真は風船を使った実技風景になります。何をやっているのか謎な光景ですが、これも繊細な感覚を認識に引き上げるためのワークになります。
このように「感覚」を重視した実技を取り入れて勉強会は進行していきました。
触診技術は1度きりのスポット勉強会だけではフォローできないため、今後はコースにて勉強会を開催していく予定です。
触診に苦手意識があるセラピスト
「自分は感覚が悪い」と思い込んでいるセラピスト
感覚を重視した触診勉強会に興味があるセラピスト
の方々は是非この機会にご参加いただけたらと思います。
白黒はっきりさせたいという思考の方や、感覚などの主観的なものに懐疑的な方、自身の固定観念を崩したくない方はご参加をお控えください。
1人でも多くのセラピストとお会いできることを楽しみにしています。













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